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理科でテストがあるからと、
周期表の元素と並び順を覚えようと、
目をつぶってぶつぶつつぶやいている中学生がいました。
で、ノートに元素記号を順番に書き始めます。
しばらくたつと、机の上に頭を投げ出して
うーーー
とか言って倒れていました。
だからさー、きみねー、これなんだよ!
と、「親子で楽しむ学び方」の中にある、
子供が背中を丸めている絵、
ぐったりしている絵
→ ぐったり
を見せました。
で、なんでそういう状態になるのか?
とその対処法を読ませます。
これは、3つの勉強がうまくいかない理由のひとつ、
「実物が手元にない」
から起こることです。
対処法は、実物を手に入れること、
もしくは写真など、実物の代わりになるものを手に入れること。
理科の教材には、それぞれの元素についての写真がのってます。
だからそれを見たらいいんじゃないって
アドバイスするのですが、
そんなこと言っても、あしたテストがあるんです!
これ覚えないといけないんです!
と言って、机にうつぶせになりながら、
ノートに元素記号をずらずら書き続ける彼。
勉強おもしろくないよね?
はあ?!
テストあしたなんですよ!
これ書けないとまずいんです。
そうだよね、まずいんだよね。
で、もう一回聞くけど、
勉強おもしろくないよねえ?
おもしろいわけないじゃないですかー!
怒りだす彼。
そこで、また「親子で楽しむ学び方」の中の、
子供が腹を立てている絵
→ むしゃくしゃ
これも原因は同じ。
もうテストあしたなんですよー!
→ たいくつ
わかった、わかった。ごめんね邪魔して。
その後も彼は相変わらず、うつぶせのまま、
うーーとかいいながらノートにガリガリ記号を書き連ねていました。
苦しそうです。
先日、4歳と2歳の息子、二人を連れて、
国際展示場まで消防出初め式に行ってきました。
展示場では、はしご車、ポンプ車、救急車などなど、
本物の消防車が何台も展示してあり、
触ったり乗ったりしてきました。
うちに帰ってからは、
消防車の図鑑をじーーーっと見てました。
はしご車、放水車のミニカーも持ち出してきて、
写真と比べています。
わたしは、脇からその様子をうかがっていました。
息子たちが強い興味を持って図鑑を見ているのがよく分かります。
実物を見て、その上で写真を見ているから、
より興味を持つことができているのでしょう。
この調子で、今後も元素であれなんであれ、
息子たちにはとにかく実物を見せて
興味を持てるようになるきっかけを作っていきたいと思っています。
元素周期表については、
文部科学省が制作した
一家に一枚周期表
「元素周期表」はおすすめです。
→ 「元素周期表」PDFデータ
それぞれの元素について、
何に使われているのか、写真が載っています。
千葉県がヨウ素の世界一の産出地だとは知りませんでした。